むろぶろ。

周囲に触発されて始めました。

ちょっとTEDみた感想

周りみんなブログ書き始めているのをみると

昔の日報を思い出しますね(きっと一部にしか伝わらない)。

 

今日もなんだか書く気が起きたので、3日坊主やろうと思います。

現実逃避しているだけなのだけれど。へへへ。

 

今回は唐突だけど「実践知」について書こうかと。長くなりそう。

そもそもなぜ書こうかと思ったかというと、今日これを見たからなんですね。


Our loss of wisdom - Barry Schwartz

心理学と経済学の関係性などを研究しているBarry SchwartzさんのTED。

20分ほどのTalkの中で彼は具体例を交えつつ「実践知」の重要性を説いています。

RuleやIncentiveは役立たず、「実践知」こそが世界を変えるのだと。

 

「実践知」とは、もともとはアリストテレスの考えのうちのひとつです。

一般的に実践知は教えられて身につくものではなく、経験していく中で身につけていくものであるとされています。

超ざっくりというと「様々な美徳を場面や状況のニーズに応じてうまく活用させていくといいよね!」っていう。

( BarryさんのTalkのなかでも何回も"virtue(美徳)"という言葉が使われています。)

実践知を発揮している状態では、決まり一辺倒なルールなどに縛られることなく、

個人の良識に基づいた倫理規範によって判断を下したり、行動をしたりします。

 

さて、件の動画の中で組織のリーダーとして私たちはどうすべきかという話がちらりと出てきました。

As heads of organizations, we should strive to create environments that encourage and nurture both moral skill and moral will

If you run organization,you should be sure that none of the jobs descriptions like the janitors(ここではJob descriptionに他人とかかわる項目が一切書かれていないものの例としてjanitors(清掃員)を挙げています).

Because the truth is that any work that you do that involves interaction with other people is moral work.

And any moral work depends upon practical wisdom.

おお…組織のリーダーに実践知って必要なのか…

たしかにこの激しく変化していく社会のなかで、最適な判断を素早く下すには「実践知」が必要なんじゃないか…

 

とか思えてきたわけです。ちょろい。すぐ影響される。

で、調べたら、なんと日本人でも研究していらっしゃる方がいるではないですか。

富士通の経済研究所理事長の野中郁次郎さんという方が記事をいっぱい書いていました。

 

www.fujitsu.com

これとか。

http://www.mri.co.jp/NEWS/magazine/club/05/__icsFiles/afieldfile/2009/01/15/20080801_club05.pdf

これとか。

www.nikkeibp.co.jp

これとか。(経営組織論で「形式知」と「暗黙知」について確かにやったけれど、ここまで考えたことはなかったなあ…。)

 

この記事で面白いと思ったのが、

アリストテレスの3つの知識の概念とは

 ①エピステーメ「Know Why(なぜ実行するか)」

②テクネ「Know How(どのように実行するか)」

③フロネシス「Know What(何を実行するか)」の3つであり、

「何を実行するか」には「共通善」という目的をどう考えるか、という問いが不可分にくっついています。

この「共通善とは何か」そして「どのようにして共通善を実現するのか」という問に対して、その組織の価値観にコミットする限り、必ず何らかの解を答えることができる。それを可能にするものこそが「実践知」である。

 

なるほど。ここでいう共通善は弊団体でいうとVisionに相当するのかな。

そしてそのVisionに対して、自分なりの解をもつことを可能にするものが実践知なのかな。

野中さん曰く、「実践知は共通善に向けた想いと、その人の過去の経験を構築された知識の集積からなるものだ。」と。

 

ならば、即座に問に答えられない私はまだまだこの組織に対してフルコミットできていないのだろう、と思いました(雑感)

 

まだまだですねえ。

 

またダラダラと長文を書いてしまいましたね。

ここまで読めた人、いるのだろうか。